2011年12月20日火曜日

クリスマスといえばシュトーレン!

あまりドライフルーツ物は好きではありませんが、シュトーレンは大好き!
シュトーレンとは、中にドライフルーツがたっぷり入った、ずっしりと重いドイツの菓子パン(パンなんですねぇ)です。長期間保存ができ、時間が経つとさらにおいしいので、毎日少しずつ切り分けて、なのですが、うちはあっという間に胃の中に・・・
粉砂糖がたっぷりかかり、きっとカロリーも・・・と思いながら、目の前にあったら手が出ずにはいられないんですよねぇ。
ウィーンに行った時買ってきたら、家族にも好評だったので、今年は私が作ってプレゼントする事に♪


スペインではあまり見かけませんが、きっと、ドイツに行ったら、どこのパン屋さんでもお菓子屋さんでも並んでるんでしょうね~

<レシピ>

バター 70g
砂糖  30g
卵黄  1個
牛乳  60g
ドライイースト(耐糖性のもの) 8g
強力粉 80g
薄力粉 80g
塩     4g

ナツメグ   小1/3
シナモン   小1/2
カルダモン 小1/2

アーモンド(ローストする)    30g
クルミ(ローストする)           50g
ドライフルーツのラム酒漬 100g

溶かしバター&粉砂糖

1. 牛乳を40℃にし、イーストを加え、予備発酵させる。
2. バターを室温で柔らかくし、砂糖を加え、白っぽくなるまで泡立てる。
3. 卵黄を加え、混ぜ合わせる。
4. 粉類を全て3にふるい入れる。
5. 予備発酵させた1を加え、生地が滑らかになるまでこね合わせる。
6. スパイス、アーモンド、クルミ、ドライフルーツを5に加え、さらにこね合わせ、生地を丸くまとめて、1次発酵(約2時間)
7. ガス抜きをし、成形する(楕円形に麺棒で伸ばし、少しずらして二つ折りにし、さらにもう一度二つ折りにする)
8. 2次発酵(約1時間)
9. 180℃のオーブンで約30分
10. 焼き上がったら、溶かしバターを塗る(分量外20-30g位)
11. 冷めたら、粉砂糖を全体にかけ、ラップでぴっちりくるむ。

日が少し経った方が美味しいので2日は置いて。
食べる前に再度粉砂糖を全体にかけて


Bon profit!!!

2011年12月16日金曜日

なんちゃってカーディナル

なんちゃって続きですみません。
お友達が家に遊びに来た時に持ってきてくれたケーキが大ヒット!
Cardenal(枢機卿という意味です)という名前のケーキで、メレンゲのような生地の間にクリームが挟まっていて、食べる直前に別添えのチョコレートクリームをかけて食べるというものです。
後々話を聞くと、みんなが大好きなよう。お店では、家族用の大きなものと1人用の小さなものが売っていて、チョコレートソースも別売りで購入できます。

家で作ってみたい!と、色々レシピを探したのですが、発見できず。。。
オーストリアにやはりCardinalというケーキがあり、これはスポンジ生地とメレンゲ生地を交互に絞り出して、縞々にし、中に生クリームを挟むというもので、これが一番近いかも?と思ってました。

そんなある日、マヨルカのお菓子屋さんのドキュメントを偶然見ていたところ、作っていたのがCardenal!生地に何が入ってるかまでは流石に見えませんでしたが、クリームは生クリームとメレンゲを1対1で混ぜていました。なので、クリームにボリュームがあるんですねぇ。

と、色々情報を得、Cardenal Loveのお友達から、私の方が美味しい!とお墨付きを頂くまでに至りました。ぜひ、みなさんもスペインヒット(バルセロナだけかも?)の味をお試し下さい♪





横から:アルミの上で色気が無くて済みません・・・

<レシピ>

卵白                         5個
砂糖                       85g
粉砂糖                   55g
アーモンドパウダー 65g
小麦粉                 65g

1. 卵白を泡立て、泡立ってきたら砂糖を2,3回に分けてくわえ、しっかりとしたメレンゲを作る。
2. 粉砂糖、アーモンドパウダー、小麦粉を合わせてふるっておき、1に加え、全体が混ざるまで、切るように混ぜ合わせる。
3. 絞り袋に入れ、直径22㎝の円になるよう、中心から外側に円を描きながら絞り出す。
4. 粉砂糖を1回ふりかけ、10分位置いて、さらにもう1度ふりかけ、180℃のオーブンで25-30分焼く。
5. 冷めたら、固めに泡立てた生クリームを間に挟む(メレンゲ好きの方はメレンゲを合わせても)。


食べる直前に切り分け、チョコレートソースをかけ、頂きまーす♪
スポンジの部分が甘いので、チョコレートソースには70%以上のダークチョコがお薦めです。

Bon profit!!!

2011年12月13日火曜日

ヘーゼルナッツでなんちゃってマカロン

先日カスタードクリームを作った際に残ってしまった卵白を冷凍しておいたので、マカロンを作ろうと思い立ち、早速解凍してみたところ、肝心のアーモンドパウダーが無い!
でも、もう卵白はほとんど解凍されちゃったのよ~

と言う訳で、ヘーゼルナッツパウダーで作ってみました。
スペインでヘーゼルナッツ(avellana)はどこでも見かけるのですが、ヘーゼルナッツパウダーは無いんですよね。なので、フランスに行った際に購入してきます。
友達に教えてもらったヘーゼルナッツパウダー&エスプレッソで作るパウンドケーキが美味しかったので、今回マカロンもカフェ味にしてみました。


今回ピエが出なかったのは、ヘーゼルナッツのせいにしておきます。
(本当は乾燥が足りなかったみたいです・・・)
夫の感想「Nutellaの味がする」。Nutellaはヘーゼルナッツが入ったチョコクリームでヨーロッパではチョコクリーム=Nutellaという位大人気。確かにヘーゼルナッツとチョコを使ってるので正しい?でも、頑張って作ったのにNutellaかぁ。。。そんなNutella味のマカロンを食べたい方は試してみて下さい♪

<レシピ>

-マカロン生地-
卵白                                  40g
粉砂糖                              40g
ヘーゼルナッツパウダー 40g
粉砂糖            40g
インスタントコーヒー     4g
お水              4g

-クリーム-
生クリーム         100g
チョコレート         60g
インスタントコーヒー     5g

1. ヘーゼルナッツパウダーと粉砂糖をふるっておく。
2. インスタント―コーヒーをお水に溶く。
3. 卵白+砂糖でしっかりとつやつやなメレンゲを作る。
4. 3の中に1を一度に加え、さくっと混ぜる。
5. 全体が混ざったら、2を加え、マカロナージュしながら、混ぜ合わせる。
(マカロナージュし過ぎないように注意です!)
6. 生地がつやつやしてきて、ヘラですくうとリボン状に落ちる感じになったら、絞り袋に入れ、チビマカロンなら直径2㎝位、大マカロンなら4㎝位に絞り出し、表面が乾燥するまで置く(1時間位)。
7. 200℃に熱したオーブンに入れ、5分位したら160℃に下げ、全体で15分位焼く。
8. 生クリームを温め、沸騰直前で火から下ろし、チョコとインスタントコーヒーを加え、混ぜ合わせる。
9. 冷めたら、クリームを挟む。

2日目が美味しかったです。
チョコは70%のダークチョコを使ったので、甘すぎないマカロンになりました。

Bon profit!!!

2011年12月7日水曜日

エクレア&シュークリーム

スペインで友人の家に食事に招待された際は、デザートやワインをお土産に持って行くのが礼儀。
今回はフランスで食べ損ねたエクレアを持って行くことにしました。

私はエクレアLove、何が特別?と言われると自分でも分からないのですが、ついつい買ってしまいます。小さい頃、今は無くなってしまった銀座清月堂のエクレアが大好きで、清月堂にランチに行った帰りには、いつも父にあるだけ買ってもらってました。清月堂がリニューアルして、LINTAROとなった時には、父と一緒に残念がったものです。

でもスペインではほとんど見かけないんですよね。Lionesaと呼ばれるプチシューはどこでも見かけますが、中は大抵生クリームかガナッシュ。。。何か物足りない。。。

と言う訳で、今回はエクレアと合わせて、カスタードクリーム入りシューと生クリーム&苺入りシューも作ってみました。4人なので、4個ずつ♪


<レシピ>

-シュー生地-
お水       80cc
牛乳      100cc
砂糖         5g
塩         5g(バターが有塩の場合は入れない)
バター      70g
小麦粉      100g
卵          3コ

1. お水、牛乳、砂糖、塩、バターを鍋に入れ、火にかけ、沸騰したら火を止める。
2. ふるった小麦粉を一度に加え、混ぜ合わせる。
3. 混ざったら、再度火にかけながら、混ぜ続ける。
4. 生地が一塊になり、鍋の面から離れ、鍋の底に白い膜が張ったら、火から下ろす。
5. 卵を1つずつ加え、混ぜ、生地の固さを調節する。(しゃもじですくいあげて、ゆっくり落ちるくらい)
6. 絞り袋に入れ、クッキングシートを引いた天板の上に絞り出す。
7. 溶き卵を塗り、200℃で20-25分。
8. 焼き上がってもすぐオーブンから出さず、10分程オーブンの中で冷ますと、しぼまない。
9. 焼き上がったシュー皮を半分に切り、中に好きなクリームを詰める。
-カスタードクリーム-
牛乳          350cc
バニラビーンズ      1本
卵黄           4個
砂糖         70g
コーンスターチ   30g
バター        30g
1. 卵黄と砂糖、バニラビーンズの粒をボールに入れ、白っぽくなるまで混ぜ合わせる。
2. コーンスターチを加え、軽く混ぜ合わせる。
3. 鍋に牛乳とバニラビーンズの鞘を入れ、火にかけ、沸騰直前で火を止める。
4. 2の中に3の半分を入れ、混ぜ合わせ、それを3に戻し、火にかけつつ、混ぜ合わせる。
5. ぶつぶつと沸騰してきたら、火から下ろし、鞘を取り除いて、ボールに出す。
6. 氷を入れたボールを用意し、その中にクリーム入りのボールを入れ、冷ます。
7. 生ぬるくなってきたら、バターを加え、混ぜる。
*チョコカスタードクリームを作る場合は、200gのチョコを細かくし、6.のボールに入れ、熱々のカスタードクリームと混ぜ合わせる。
今回訪ねたお友達はフランス人とアメリカ人のカップル、フランス人の彼はチョコエクレア(合格点を頂きました♪)、アメリカ人の彼女は(写真には写っていませんが)バナナ入りチョコガナッシュリングシュー、スペイン人のうちの夫はカスタードクリームシューが一番のお気に入りとの事、みんな好みがバラバラでした。

Bon Profit!!!

2011年11月29日火曜日

チョコブレッド

三越に行くと、ついつい買ってしまうJohanのチョコブレッド。
人気商品なので、焼き上がりのタイミングには列ができ、すぐに完売!
という訳で、出会った際は必ず購入、家族にも大人気で、あっという間に無くなります。

そんなチョコブレッドが懐かしくなり、ネットでレシピを検索、早速作ってみました。
今回試したのは、COOKPADのショコラブレッド検索で一番人気みんりんさんのレシピ

発酵を待ちます。。。
思ったより良い感じに焼きあがりました♪
断面はこんな感じ。
Joahnのチョコブレッドにはかないませんが、満足な出来上がりでした。
みんりんさん、美味しいレシピをシェアしてくれてありがとうございました!

Bon profit!!!

2011年10月26日水曜日

白神こだま酵母

日本に帰国した際、気になっていた「白神こだま酵母」を購入。


「白神こだま酵母」とは、秋田県と青森県にまたがる世界自然遺産「白神山地」から発見された野生酵母で、強い発酵力と通常より多いトレハロース含有量を特徴とし、おいしいパンが焼ける!とされています。

そこで、早速同封されていた作り方に従い、プチパンを作ってみました。
(酵母を買えばレシピがついているので不要かもしれませんが、念のため)

<レシピ>

強力粉               250g
砂糖           6g
塩            3g
酵母           5g
35℃のぬるま湯   15g
水        130-145g
1. 酵母とぬるま湯を混ぜ合わせ、5分置く。
2. 粉、砂糖、塩をボールに入れ、混ぜ合わせる。
3. 1.とお水を加え、混ぜ合わせる。
4. 台に取り、5分程均等にこねる(注:たたきつけてはだめとのこと)。
5. ボールをかぶせ、5分程休める。
6. 再び7-10分程生地をこね、表面がしっとりして来たら、綺麗に丸めてボールに入れ、1次発酵。
(温度によりますが約1-2時間、約2.5倍になるまで)
7. ガス抜きをし、8等分し、ベンチタイム15分。
8. 丸め直し、とじ目をしっかり閉じ、とじ目を下にして、天板に並べ、2次発酵。
(温度によりますが約1-2時間、約2倍になるまで)
9. 200℃のオーブンで10-15分程焼く。

バターも加えていないのに、味も濃く、もちもちした美味しいパンになりました。
そのまま食べても、サンドイッチにしても絶品です♪

Bon Profit!!!


2011年5月10日火曜日

ホットチョコ&メリンドロ

ずっと行きたいと思っていたCacao Sampaka(カカオサンパカ)のカフェにやっと行ってきました。
Cacao Sampakaは日本にも上陸しているので、ご存知の方も多いかと思いますが、かのEl Bulliでパティシエを務めていたAlbert Adrià氏(Ferran Adrià氏の弟です) がオープンしたチョコレート専門店。
お土産用にタブレットやボンボンを買いに行った事はあるのですが、一度もカフェには行った事が無い!という事で、今回はお茶をしに行って参りました。
スペインではチョコレートにスパイスを使うのが人気なようで、Cacao Sampakaのホットチョコレートにもシナモン入りとスパイス入りの2種類が。
今回は定番のシナモン入りを選択。シナモンの味が少し効いて、美味しかったですが、濃厚でした。
喉が渇いている時ではなく、小腹が空いている時にお薦めです。
そうそう、何と抹茶の板チョコも発売されていました。抹茶とレモンの組み合わせが何とも言えず美味しかったです。日本人だと抹茶にレモンを加えるなんて思いつきませんよね?

Cacao Sampakaのカフェはこちら:C/ Consell de Cent, 292 08007 Barcelona

そんな訳で、我が家では今ホットチョコブーム。
自分でメリンドロを焼いて、いっただきまーす♪
メリンドロとはスペイン版フィンガービスケット、こちらではホットチョコレートを頼むときには、チュロスかメリンドロか、と言われるほど、チョコとは切っても切れない存在です。
チュロスは油っぽいので、私は断然メリンドロ派!!!
いつもチュロスだった方もぜひお試しあれ。


<レシピ:作り方を更新しました!

卵          2コ
砂糖               40g
小麦粉     50g
粉砂糖    適量

1. 卵黄を砂糖20gをボールに入れ、白っぽくなるまで泡立てる。
2. 別のボールに卵白を入れ、砂糖20gを少しずつ加えながら、メレンゲを作る。
3. メレンゲ1/3を1に加え、混ぜ合わせる。
4. 小麦粉を3にふるい入れ、混ぜ合わせる。
5. メレンゲ1/3を加え混ぜ、残りも加え、混ぜ合わせる。
6. 2を絞り袋に入れ、クッキングペーパーの上に、指の長さ位に絞り出す。
7. 粉砂糖を上からふるいかける(2度) 
8. 180℃のオーブンで10-12分程焼く。

*共立てでもできますが、別立ての方がサクッとして、お店で売ってる物に近くなります。
ホットチョコレートは家はValorをよく買いますが、みなさんはお好きなもので。
今回はカロリーを考え、生クリーム抜きで我慢しました。。。

Bon Profit!!!

2011年5月4日水曜日

マドリッドのカフェ~第2弾~Le Pain Quotidien

先日に引き続き、今日もマドリッドのカフェを紹介します。
こちらは、すっかりマドリッド子になった私の友達が良く朝食を取るカフェ、Le Pain Quotidien
ルパンコティディアンと発音するらしく、直訳すると“日々のパン”と言うところでしょうか?オーガニックの素材を使って作られたパンは、パンそのものの深い味わい。
フランス発祥かと思っていたら、ベルギーとの事で、今では19ヵ国に渡り、140店もの店舗を持つチェーン店に。でも、チェーン店のイメージを覆す美味しさです!
木材でできた店内、テーブルが自然な感じで、毎日でも通いたくなるお店です。
お近くに来られたら、ぜひ!

C/ Serrano 27とC/ Fuencarral 95の2店あります。

























なんと日本にもありました!
東京都港区芝公園3-3-1
〒105-8560
TEL 03-6430-4157
営業時間
7:30 - 22:00 (21:00 L.O.)
年中無休

!!!Bon Profit!!!

2011年4月28日木曜日

マドリッドのカフェ~第1弾~HARINA

マドリッドにいる友達に会いに、週末マドリッドに行ってきました。
スペインで一番観光客が多いのはバルセロナ、海もあるし、ご飯も美味しいし、ガウディなどの見がいのある建築物も多く、人気があるのは納得、もちろん私も大好きですが、マドリッドもバルセロナにない魅力があって、実は私マドリッドLOVEです!

首都だけあって、何だか洗練されている気がします。それに、お店にもカフェにもレストランにも人が溢れていて、活気が。さすが首都です!

さらにうらやましいのが、おしゃれなカフェが一杯なんです。単に好みの問題かもしれませんが、もしバルセロナにあったら危険!と思うカフェをたくさん発見してしまいました。近所にあったら、通っちゃいます。。。無くって良かったかも?

もし、マドリッド近郊にお住まい、またはマドリッドを訪ねられたら、ぜひ試してみて下さい。

HARINA
La Plaza de la Independencia 10, Madrid













白を基調にした、明るいカントリー的な店内。
天然酵母の美味しいパン、このパンを使って作ったサンドイッチ、ケーキなどが食べられます。
バターの効いたクロワッサンはサクサクで期待を裏切りません!うー、また食べたい・・・

Bon Profit!!!

PS バルサの昨日の勝利にHappyだった私ですが、レアルの監督や選手のコメントを聞いて嫌な気分になりました。
いつもレッドカードが出るのは、審判がバルサ贔屓なわけではなく、レアルマドリッドがカードをもらうような行動をしているからだと思うのですが。特にペペはいっつもえげつない行為が多く、今回も当然のカードだと思いました。(ただ、審判はレッドを出す勇気はさすがにないから、イエローどまりかと思いましたが。)TVで何度見ても、ボールも持ってないのに殴ったり、スパイクで蹴ったり、踏みつけたり、明らかにフェアプレイとは程遠いと感じます。特に悲しいのは、スペインチームの時はフェアプレイなラモスがレアルマドリッドだと汚いプレイをすること(そのように私の目には映りますが)。
私はもちろんバルサファンですが、もしレアルマドリッドが綺麗なフェアプレイをして勝ったとしたら、きちんと賞賛します。バルサホームでの試合は正々堂々と両チームともフェアプレイをしてほしいです。。。

2011年4月26日火曜日

野菜のスイーツ

中目黒に野菜スイーツ専門店「ポタジェ」と言うお店があります。
健康&食べ物へに関心が高まる今日この頃、オーガニック、マクロビオティックなど美味しく、体にも良い食べ物への注目度もアップし、野菜を使ったお菓子も珍しくなくなってきましたが、野菜スイーツのみを出すお店はこのポタジェだけではないかと思います。
我が家では焼き菓子を取り寄せてみましたが、甘さも控えめで、家族にも大好評。スイーツとして楽しめる上、ほのかに野菜の味も堪能できました。さらに野菜だと思うと、後ろめたい思いを感じず、パクパク食べられてしまうのも良いですよね~

そこのシェフ柿沢安耶さんのレシピ本を入手したので、早速作ってみることに。
今回は赤パプリカのタルト大根のチーズケーキを試してみました。


赤パプリカのタルトはレモンタルトみたいな出来上がりで、さっぱり&フレッシュ。
実際、レモンタルトの際に作るレモンクリーム+赤パプリカといった感じで作ります。
ただ、クリームの色がソブラサダという生ソーセージにそっくりなため(ひき肉にパプリカを加えて作られているため)、スペインの人の頭の中ではしょっぱいイメージができてしまい、口に入れた時に広がる甘味にショックをうけるとの事でした。
(ソブラサダはマヨルカ島でメインに作られていて、柔らかいパテみたいな食感のソーセージ。パンに塗って食べたり、ピザに載せたりします。)

大根のチーズケーキの方は、私が間違って粗く摩り下ろしてしまったからか、焼いたにもかかわらず、生の大根の匂いがプーン~一発で大根が入ってると分かってしまいました。
でも、味の方は普通のレアチーズケーキを食べているような感じです。
ベークドなのに見た目もレアみたいで、夏に薦めたくなる感じですが、夏は大根が無いですよね・・・とほ・・・

スペインでは子供の肥満度が大きな社会問題となっていて、食生活を見直す動きが見られます。
おやつに同じスイーツを食べるにしても、このような体にも心にも良いスイーツを食べられる機会を増やす事ができたらと思います。

ぜひ、お子さんをお持ちのお母様方に試してもらいたいレシピ本です。

2011年4月22日金曜日

どら焼き

「和菓子が食べたい!」という突然の心の叫びにも、餡さえあれば簡単に対応♪
と言う訳で、今回はその中でも特に簡単にできるどら焼きを作り、ホットミルクと一緒に極楽な一時を。。。


粒餡&生クリームは日本人の方にも外国人の方にも人気大。

白漉し餡があったら、抹茶を混ぜて、抹茶餡にしてみてもGoodです!

<レシピ>

卵          2コ
砂糖               70g
はちみつ    12g
みりん     12g
重曹       4g
お水      20g
小麦粉    100g

1. 卵と砂糖をすり混ぜる。
2. はちみつとみりんを加え混ぜる。
3. 重曹をお水に溶いて、加え混ぜる。
4. 小麦粉を加え混ぜる。
5. 生地を30分位寝かせる。
6. テフロン加工のフライパンで油をひかずに弱火で焼く。
7. 上がぷつぷつして来たら、ひっくり返し、10秒程度焼く。
8. お好きな具(餡、生クリーム、クリームチーズ等)を挟む。
ホットプレートがあると簡単ですが、無い場合はテフロン加工が優れたフライパンで油をひかないで焼くと、綺麗な焼き色になります。
もし、油をひかないと焦げ付いてしまう場合は、少量にし、不必要分はふき取って下さい。

Bon profit!!!
PS The Matcha Houseさんからいつも購入させてもらってるオーガニック抹茶は質が高いので、味はもちろんですが、色もすっごい綺麗に出ます。そんな縁で抹茶のお菓子を作った際はThe Matcha Houseさんに写真を撮ってもらっています。私のに比べて、写真の質も高いです。もし、抹茶が切れてしまった際は、ぜひThe Matcha Houseさんのオーガニック抹茶を試してみて下さい♪

2011年4月20日水曜日

濃厚大人のチョコケーキ

スペイン人はチョコレート好き。
ケーキの依頼はチョコレートものがトップです。
今回はそんな中で、2種類のガナッシュを使い、ちょっとビターな大人味のチョコケーキを作ってみました。


毎回、平らなお皿を買わなければと思いつつ・・・
チョコの味がしっかりと効いたビターなケーキ、男性に人気です。
お子さんがいる場合は、カカオマス60%以下のものかスイートチョコを使う事をお薦めします。

<レシピ>

卵          3コ
砂糖               80g
小麦粉     120g
ココア         20g
ガナッシュ1
生クリーム  200ml
チョコ(70%) 100g

ガナッシュ2
生クリーム  100ml
チョコ(70%)  50g 
1. 砂糖を2、3回に分けて加えながら、卵をのの字が書けるくらいまでしっかり泡立てる。
2. ふるった粉とココアを合わせ、さっくり混ぜ合わせる。
3. 型に入れ、オーブンで15分程焼く(180℃)。
4. 焼けたら、オーブンから出し、紙を剥がし、冷ます。
5. 冷めたら、半分に切り、上面にシロップを塗る(シロップ:水50ml+砂糖30g+リカー15ml)。
6. ガナッシュ1:生クリームを泡立て、溶かしたチョコを加える。
7. ガナッシュ2:生クリームを温め、沸騰直前で火から下ろし、そこに細かくしたチョコを加え、混ぜ合わせる。
8. シロップを塗ったスポンジ半分にガナッシュ1を塗り、残りの半分を重ね、さらにガナッシュ1を表面全体に塗る。
9. 8を冷蔵庫で30分程冷やした後、冷めたガナッシュ2をかけ、さらに冷蔵庫で冷やす。
10. サーブする前にココアをかける。

Bon profit!!!

2011年4月19日火曜日

苺のロールケーキ

苺の季節です!
どのお店に行ってもフルーツコーナーからきれいに並べられた真っ赤な苺達が私を誘います。苺を見ると買わずにはいられない苺LOVE!な私、ついついお菓子も苺を使ったものばかりになり、夫からは不平がこぼれますが、そんな事ではめげない!
という事で、ロールケーキを作ってみました。と言っても、今回はスペインで言うBrazo de Gitano(ジプシーの腕)っぽく。なぜこういう名前なのかは分かりませんが、日本のロールケーキのようにロールされている部分はあまりなく、真ん中に真ん丸なクリーム部分があり、それを一度だけスポンジで巻いているお菓子です。中のクリームは生クリームだったり、チョコクリームだったり、カスタードクリームだったりしますが、こっちでは典型的などこのケーキ屋さんにでもあるケーキです。今回はそのクリーム部分にたっぷりと苺を挟んで、春の味です♪


<レシピ>

卵        3コ
砂糖              60g
小麦粉     50g
ココア        15g
牛乳              30g

苺          10粒位
生クリーム  150ml
1. 砂糖を2、3回に分けて加えながら、卵をのの字が書けるくらいまでしっかり泡立てる。
2. ふるった粉とココアを合わせ、さっくり混ぜ合わせる。
3. 牛乳も加え、全体が混ざるまで、さっくりと混ぜ合わせる。
4. 型に入れ、オーブンで12分程焼く(200℃)。
5. 軽く焼き色がついて来たら、オーブンから出し、紙を剥がし、冷ます。
6. 生クリームを泡立て、スポンジの上に塗り、苺を並べる。
7. 苺の上から、残りの生クリームを塗り、スポンジを巻いて、ロールケーキにする。
8. 冷蔵庫に入れ、1時間ほど冷やす。
(クリームを塗る前にシロップを塗るとしっとりします。(お水50ml+砂糖30g+リカー15ml(キルシュなど))
Bon profit!!!

2011年4月14日木曜日

バナナタルト

バナナLOVEな私、バナナとチョコのコンビネーションは最高!だと思うのに、夫の興味は0。
と言う訳で、夫が出張中に家で開いたAfternoon Teaのデザートをバナナタルトに。
参加者には大好評でバナナの人気を再確認できた午後でした。



<レシピ>

バター      75g
砂糖       50g
卵         20g(約L1/3個)
小麦粉       120g

バナナ       2本
砂糖         50g

サワークリーム 50g
砂糖        30g
生クリーム    70ml
卵         100g(約L1+2/3個)
バニラオイル  2、3滴

-タルト生地-
1. 室温に戻したバターに砂糖を加え、白っぽくなるまで混ぜる。
2. 卵を加え、混ぜ合わせ、小麦粉も加え、ひとかたまりになるまで混ぜ合わせる。
3. 冷蔵庫で2時間~1晩寝かす。
4. タルト生地を冷蔵庫から出し、麺棒で伸ばし、型に敷きこむ。
5. フォークでタルトにピケを入れ、冷蔵庫で30分冷やす。
6. 180℃のオーブンで15分空焼きする。

7. 鍋に砂糖を入れ、温め、カラメル状になったら、薄切りにしたバナナを炒める。
8. サワークリーム、砂糖、生クリーム、卵、バニラオイルを合わせ、混ぜ合わせる。
9. 空焼きしたタルト生地に7.のバナナを半分敷き、8.のクリームをかけ、180℃のオーブンで30分焼く。
10. 冷めたら、生クリームと7.のバナナの残りを飾り、溶かしたチョコをかけ、出来上がり。
(写真では生バナナを飾ってあります。すぐ食べる場合は生バナナでもO.Kです。)

Bon profit!!!

東北地震で被害に遭われた方にはお見舞いを申し上げます。
スペインでも寄付金等を通じて、微力ながら被災地の復興のために自分ができる事を続けて行ければと思っています。また、1日も早く事態が収拾し、原発の問題も解決し、復興に全力が注がれ、被害に遭われた方がせめて通常の生活に戻れるよう祈っております。

2011年2月27日日曜日

苺抹茶大福

スペインにいて食べたい!と思っても手に入らないものは、メロンパンだけではありません。

一番恋しいのは何と言っても和菓子です。

夜中に突然無性にあんこが食べたい!と思った時、日本だったら、おいしい和菓子は無理でもコンビニの串団子やどら焼きで何とか欲求を抑える事が可能ですが、ここではそんな事もできません。
(そういえば、昔突然あんこが食べたくなった時、帰宅途中の兄にあんこものを買ってきて!と電話したら、届いたのは・・・何と「つぶ餡の缶詰」・・・確かにあんこものといえば、あんだって間違いなくその部類に入りますが、お兄様、他のものはなかったの???でも、その後美味しく?頂かせて頂きました。)

近所に日本食のテークアウトのお店が開店した際、そこで大福を売っていると聞き、早速購入!
1個2.5ユーロ近く払ったのに、差し出されたのは、何と旅行先のお土産として箱詰めで売られているような安っぽい冷凍物でガッカリ。。。

と言う訳で、食べたければ作るのみ!

日本から持ち込んだ白玉粉を使い、苺抹茶大福を作ってみました。
作りおいておいた白餡に抹茶を混ぜた抹茶餡、色も香りも最高です。
早速日本茶を入れ、幸せな一時を堪能♪

写真提供 The Matcha House

















<レシピ>

白玉粉 150g
水    180g
砂糖   70g

白餡   200g
抹茶   小さじ2杯(少量のお水に溶く)
いちご   8つぶ
片栗粉  少々

1. 白餡に水に溶いた抹茶を混ぜ、抹茶餡を作り、いちごをくるんでおく。
2. 白玉粉、砂糖および水を混ぜ合わせる。
3. レンジ 600Wで2分温め、木べらで混ぜ合わせる。(この作業を3回繰り返す)
4. お餅が透明になり、できあがったら、片栗粉を引いたバットに出す。
5. 手で薄く延ばし、8等分にし、餡で包んだいちごを真ん中に置き、お餅で包む。

Bon profit!!!

2011年2月25日金曜日

キャラメルパン

日本では人気のメロンパンですが、スペインではこういったクッキー生地を乗せて焼いたパンを見かけません。
なので、食べたくなったら自分で作るのみ!
今回はキャラメル風味の生地を乗せて焼いてみました。

<レシピ>
強力粉      150g
砂糖         8g
ソフトイースト   10g
塩          4g
牛乳       100g
バター        8g

キャラメルソース
生クリーム    50g
砂糖        50g
水         大匙 1

キャラメルクッキー生地
キャラメルソース 上記作成分
バター       40g
卵黄        20g
牛乳        20g
薄力粉       60g       

1. 粉、砂糖、イースト、40℃に温めた牛乳、塩を混ぜ合わせる。
2. まとまったら室温に戻したバターを加え、混ぜる。
3. 台に出し、こね合わせる。
4. 1次発酵(約1時間:2倍になるまで)
発酵してる間にキャラメルクッキーを作る
5. 鍋に水と砂糖を加え、煮詰め、カラメル状になったら、生クリームを加え、キャラメルソースを作る。
6. 室温に戻したバターと卵黄を良く混ぜ合わせ、ここにキャラメルソースを加える。
7. さらに牛乳を加え混ぜ、最後に薄力粉を加え、混ぜ合わせる。
8. 1次発酵が終わったパンのガス抜きをし、6等分にし、丸く成形する。
9. 2次発酵(約1時間:2倍になるまで)
10. 発酵したら、この上にキャラメル生地を絞りだし、グラニュー糖をかけ、180℃で15分。

Bon profit!!!

2011年2月9日水曜日

スペインで一番おいしいクロワッサン

2009年「スペインの一番おいしいクロワッサン」に選ばれたのが、badia rocaクロワッサン
ずっと気になっていながら、気づけば2011年に突入。
2010年版「スペインの一番おいしいクロワッサン」選出も既に終わり、これは両方試さない訳にはいかないと早速行って参りました。


茶を基本にしたシンプルで綺麗なお店。

早速購入。見たからにサクサク感が漂っています。

断面はこんな感じ。

スペインでは上にアプリコットジャムが塗られてやたら甘かったり、バターではなくラードで作られたりと、スペイン流のクロワッサンが多い中、正統派なクロワッサンに巡り合えたといった感じです。

お店はこちらです:
Padua 91        または    Riera Blanca esq. Bassegoda
08006 Barcelona           08028 Barcelona

私が行ったのはPaduaの方。L7のPadua駅からすぐでした。
ただ、店員さん、もう少し愛想が良くってもと思うのは日本人だからでしょうか?

ちなみに2010年版「スペインで一番おいしいクロワッサン」に選ばれたのはHofmannでした。
クロワッサン買ったのですが、写真を撮る前に食べてしまいました・・・ので、
Hofmannのクロワッサンはこちらから見て下さい!

お店はBornにあります:
Flassaders, 44
08003 Barcelona

お店はパステルカラーですごい可愛い。
クロワッサンも見た目も上品な感じで、サクサク、満足のいくお味でした。
カフェスペースが無いのが残念ですが、Bornに行かれた際はぜひお試しあれ。

Bon profit!!!

初クロワッサン

いっつもレシピを見ながら、一度もトライした事のなかったクロワッサン。。。
日本で話題のエシレバターを発見したので、行列ができるというエシレクロワッサンを作ってみる事にしました。
と言っても、エシレさんのレシピは発見できなかったので、「なんちゃって」エシレバター入りクロワッサンです。



イーストを少なくし、発酵時間を長めに取る方がおいしいパンになると言われたので、イーストを減らしたら、膨らみがいまいちでした。
でも、味はバターが効いていて、外はサクサク、中はすこしふっくらで、初めてにしては満足♪

今後もう少しレシピを改良して行きたいと思いますが、今回のレシピを参考まで。

<レシピ>
強力粉    250g
砂糖       25g
塩        5g
卵      12.5g
ドライイースト 5g(3gにしてしまい、膨らみ不足・・・)
牛乳     125g
バター     25g

折込用バター 125g(正方形にしておく)

1. 強力粉、砂糖、塩をボールに入れる。
2. 牛乳と卵を混ぜ、人肌に温め、ドライイーストを加える。
3. 2を1に加え、混ぜ、さらに柔らかくしたバターも合わせ、軽くこねる。(あまりこね合わせ過ぎない方が良いらしいです)
4. 1次発酵(2倍になるまで)
5. ガス抜きし、ビニール袋に入れ、冷蔵庫で一晩保管。
6. 翌日、生地を取出し、正方形に伸ばし、その中にバター125gを入れ、包む。
7. バターが出てこないよう注意しながら、生地を長く延ばし、三つ折りにする。
8. 再度長細く延ばし、三つ折りにし、冷凍庫で30分寝かす(X2)
9. 生地を3㎜程まで薄く延ばし、三角に切り取り、成形。
10. 2次発酵(2倍になるまで?2倍になりませんでした・・・)
11. 発酵したら、溶き卵を塗り、210℃で15分

Bon profit!!!

Tortell

今年一番始めに作ったお菓子、それはTortell
スペイン語ではRoscón de reyesと言い、1月6日に食べる伝統的なお菓子です。
ブリオッシュのような甘いパン生地で作られ、上にはフルーツの砂糖漬けが載っています。
そして、忘れてならないのが中に王様の人形と豆が埋まっているという事。
食べた時、中から王様の人形が出てきた人はその日冠を受け取り、1日王様扱い、豆が当たった人はこのお菓子の代金を払うというのがしきたりらしいです。

最近ではこの焼きあがった生地を半分に切り、生クリーム、チョコクリーム、カスタードクリームを挟んだものが人気がありますが、読んだ本によるとこれは邪道との事でした・・・

でも、邪道でもクリーム入りが好き!
という事で、今年はカスタードクリームを入れました。


フルーツの砂糖漬けは家では人気が無いので、控えめにしたら、少し寂しくなってしまいました。。。

<レシピ>
強力粉 500g
砂糖  80g
牛乳  100ml
卵    2個
ラム酒 10ml
塩    5g
生イースト 25g(ドライイーストの場合は粉500gに対応する分)
バター 100g

1. 牛乳と卵は混ぜ人肌にし、バター以外のものをボールに入れ、良く混ぜ合わせる。
2. 混ざったら、柔らかくしたバターを加え、さらに混ぜ合わせる。
3. パンを作る時と同様、テーブルに出し、こねる。
4. 1次発酵(約1時間、ボリュームが2倍になるまで)
5. ガス抜きし、丸め、真ん中から穴をあけ、リング状にする。
6. フルーツやアーモンド等を上に飾り、2次発酵。
7. 卵を塗り、200度で15-20分焼く。

そのままでもおいしいですが、お好みで、クリーム等を挟んで下さい。

Bon profit!!!